人生うまくいく人の感情リセット術by樺沢紫苑 を読んで②

世の中の「悩みの9割」は、本書で解決します。(中略)これまで累計5000件以上の悩み相談をいただきました。すでに3000件以上の悩みに解決してきましたが、興味深いことに、世の中の悩みには「共通点がある」のです。それは、世の中の悩みの9割は、「ネガティブな感情」が原因―だということ。 P3引用

 

悩みの9割がネガティブな感情が原因である、ということはネガティブな感情をリセットできる術を学ぶことで、悩みの9割は解決できるということですね。

 

本書を読んで、悩みに対する「感情リセット」について様々な方法が書かれています。

 

読んでほしい人

・ストレスに対する対策を知りたい

・やる気の上げ方を知りたい

 

前回の記事はこちら

人生うまくいく人の感情リセット術by樺沢紫苑 を読んで

 

 

 

 

ストレスに対する感情リセット術

脳科学者のキム・ジャクソンとデイヴィッド・ダイアモンドがつくった、ストレスの定義を紹介しましょう。

◎ストレスに対して興奮した生理反応があり、それが第三者によって測定可能であること

◎ストレッサー(ストレスを与える刺激)要因は、嫌いなものであること

◎自分はストレッサーを制御できないと感じていること 

感情リセット術P67~68引用

 

著者の樺沢先生は、上記3つ目の定義が重要であり、ストレスが自分で制御できるかどうかが分かれ目になると言われています。

 

ストレスに対して制御できない状態とはどのような状態でしょうか??

 

ストレスが見えない敵であることが原因であると思われます。

 

つまり、ストレスの要因(自分は何に対してストレスを受けている)が分からない、ストレスの対処法が分からない、解決策の調べ方が分からないなど、現状のストレスを軽減する術を知らないことが、ストレスという不快な感情をリセットできない原因となっていると思われます。

 

まず、「何にストレスを受けているか(分析)」把握し、「どのような解決策があるか」調べ、そして対策を実践する。この“実践する”がポイントで、解決策を知って実行まで、アウトプットまでできる人は少ないのではないかと思われます。

 

 

考えれば解決できる問題だけを考える

引用:「グズグズ考え始める前に、まずその問題が考えれば解決することなのか、それともムダなことなのかを判断しなければいけない。どうせ解決しない悩みなら、考えない」

(中谷彰宏『中谷彰宏の自分塾』サンマーク出版) 感情リセット術P72引用

 

引用:過去と他人は変えられない。しかし、今ここから始まる未来と自分は変えられる。(心理学者・エリック・バーン)

変えられないものの典型は、「過去」「他人」です。まず、自分が問題や悩みに直面したら、その問題や悩みが変えられるか、変えられないかを考えてみましょう。変えられることーつまり解決できる事ならば、解決法、対処法を知ればよいだけです。

感情リセット術P74~75引用

 

先ほど、ストレスは見えない敵が原因ではないかと書きましたが、見えている敵(ストレス)でも、“戦えるか”または“戦えないか”を判断する、分別することが重要です。

 

悩みの原因はネガティブな思考が原因であり、ネガティブになる要因は、「人間関係」がほとんどであると思います。

 

この人間関係、「過去と他人は変えられない」という原則を頭で分別しておけば、他人のことで悩んだ時に、相手を変えようとせず、自分が変わろうと思えます。

 

私の過去の経験でもですが、皆、過去と他人は変えられないと分かっていても、それを変えようと悩んでいる方は非常に多いと思われます。周りにもたくさんいますよね?

 

例えば、一万円を落として、それ(過去)を悔やんで、ずっと「一万円落とした。最悪や。」とひきずって感情をリセットできずにいると、生産性が落ちますよね?過去は変えられないとわりきっていれば、変えられないものにエネルギーを注がずに、変えることが可能な「自分と未来」に投資することのほうが生産性が高いですよね。

 

 

 

やる気がない時にやる気を上げる感情リセット術

〇ストップウォッチ仕事術

脳は、目標設定やそれに向けて達成しようとすることで、「楽しい」脳内物質のドーパミンが分泌されます。そして、時間の制約をもうける(締め切りを作る)ことで、緊迫し、追い込まれた時に力を発揮する脳内物質、ノルアドレナリンが分泌されます。

 

やる気が出ない時は、集中力が低く、(集中力×時間=生産性)が低い状態ですよね。

 

この、「やる気がない」の感情をリセットするには、凄くシンプルに「ストップウォッチ」を使うことが推奨されています。

 

たったこれだけで、と思う方もいると思いますが、実際このブログは携帯電話のストップウォッチ機能を使い、50分~1時間で休憩をはさみ書いております。

 

脳内物質が分泌される、手軽で簡単なストップウォッチ、良いですね。

 

 

〇自分へのご褒美

モチベーションをつかさどる、脳の「側坐核」。この部分は「報酬」をもらうことで興奮します。楽しい、嬉しいといった感情はもちろん、仕事で何かを達成したり、人からほめられたり、誰かに愛されたり。こうした「精神的な報酬」が側坐核を興奮させ、やる気物質ドーパミンの分泌を促してくれます。

物やお金など、物質的な報酬でも、脳のなかでは「嬉しい!」という精神的な報酬に置き換わります。ですから、自分にご褒美をあげるだけで、モチベーションがアップするのです。

感情リセット術P95~96引用

 

モチベーションには、「外的モチベーション」と「内的モチベーション」がありますが、脳内物質ドーパミンを分泌させるには、脳の側坐核を興奮させることができればご褒美はどちらでも良いようですね。

 

著者の樺沢先生は、自分へのご褒美として「海外旅行」に行かれることがあるそうです。うらやましいですね。

 

先に「旅行を予約する」としておくと、締め切りを設けること目標達成に向けて頑張ること、ご褒美の意識でドーパミンがドバドバ分泌されそうです。

 

これはやりやすい、実践ポイントですね。

 

 

今回、ストレスの対処法とやる気の高め方について書きました。

 

実践しやすいポイントが多く、とても参考になる良い本です!

書評

Posted by YK