朝だけ断食の効果 ~朝だけ断食で、9割の不調が消える!by鶴見隆史を読んで

2018年12月22日

 

酵素の勉強をしようと思い、アマゾンで「酵素」をキーワードに調べていたら、著者の「鶴見隆史」先生の著書がたくさん出てきたので、購入してみました。

 

著書のタイトルにもある、朝だけ断食の素晴らしい効果について書いていきます。

 

健康について関心の高い人の方が、「朝食は一日の活力源でもあるからしっかり食べないと」と、野菜も炭水化物もたんぱく質もしっかり摂って、バランスのいい食生活を送ることを大事にしているかもしれません。しかし、その朝食こそが健康を害するものであると聞いたら、あなたはどう思うでしょうか。バランスがいいかどうかは関係なく、朝食をとること自体が病気の原因になるのです。著書 P6引用

 

読んでほしい人

・「朝食は食べないと力が出ない!」と過信している方

・3食きちんと食べないと体に悪い!と思い込んでいる方

・朝食を食べないと頭が働かない!と思っている方


 

酵素の力

現在の食生活の基準は、昭和40年頃に考えられた栄養学に基づいた理論で、成人男性の摂取カロリーは2000キロカロリー1日30品目を目標、とされています。

 

この栄養学の指針には根拠があるかどうが不明であり、著者は現代は飽食の時代であり、2000キロカロリーは摂取しすぎであり、余分な摂取物の不消化による体へのデメリットを指摘しております。

 

そして、この不消化を解消するには、キーワードである「酵素」の役目です。

 

酵素について、

・酵素が増えれば免疫力や自然治癒力がアップ

・酵素が減れば病気になりやすい

・酵素は体内で作り出され、その数には限りがある

・酵素は加齢とともに減っていく

 

と述べています。

 

酵素には限りがあり加齢により減っていく、そして増えれば良いこと、減れば悪いことが体に起こります。

 

この、余分な摂取物の消化に働く酵素の力で、限られた酵素が使われると、不調が起きる、ということです。

 

朝食のデメリット

 

朝食を摂る=朝起きてすぐマラソン をするのと同じ

 

一般的な常識では、朝食のメリットとして、

・朝食を摂らないと脳を働かせる糖質が不足して、午前中の勉強や仕事がはかどらない

・朝、昼、晩と3食きちんと食べないと太る

・健康のためには朝食をしっかりとるべき

 

などあげられます。

 

人は生活リズムが崩れると体調を悪くします。例えば、徹夜での勉強や遅くまで会社に残っての仕事、飲み会での夜更かしなど、普段の生活より睡眠時間が減ったり、起床時間がずれる、ストレスが過剰になるなど、過去の経験を振り返ると分かりやすいと思います。

 

人は生活リズムを整えることが健康に良い、と理解している人は多いと思います。

 

意外と知られていないのは、“内臓”にもリズムがあるということです。

 

内臓のリズムは、24時間のうち3つのカテゴリーに分けられます。「排泄・消化・吸収」です。

 

 

・排泄:午前4時~正午

この時間は不必要なものを体外に出す時間帯であり、夜間の汗も排泄作用の1つ。汗や弁、尿など体に溜まった疲労物質や毒素、老廃物を体外へと出す作業をします。

 

・栄養補給と消化:正午~午後8時

食事から栄養補給し、食べたものを消化する時間帯

 

・吸収と代謝:午後8時~午前4時

消化したものを体に栄養として吸収し、弱った部分の修復など健康を維持する時間帯です。

 

このリズムに合わせると、朝食の時間帯は「排泄」の時間帯です。

 

つまり、内臓リズムでは栄養補給の時間帯ではないため、胃や腸といった消化器官もまだ目覚めてはいない状態です。そのため朝食を摂ると、消化に働く「酵素」の働きも十分でないため、消化不良を起こしてしまいます。

 

排泄の時間帯に食べ物を摂取すること、それは体でいうところの、身体が温まっていない、準備運動ができていない状態でのマラソンと同じ意味合いだと著者は言います。

 

朝食を摂る=朝起きてすぐマラソン

 

 

1日3食食べ始めたごく最近のこと

日本人は江戸時代まで元々1日2食であったようです。

 

1日3食が推進されたのは、江戸時代の中期頃からだそうです。

 

昭和50年頃から、がんは死因のトップになり続けています。がんの患者は増え続けるばかりで、現在は100万人もの人が、がんにかかりそのうち40万人もの人ががんによって命を落としています。(中略)生活習慣病の代表格である糖尿病の患者は890万人ほどで、予備軍も含めると2210万人とも言われています。さらに、高血圧や脂質異常症も約4000万人とも言われていて、中高年の多くが何らかの生活習慣病を持っている計算になります。

(中略)つまり、現代の栄養学が主流になり始めた頃から、日本人の病気が増え始めているのです。 著書P24~25より引用

 

日本人は総じて現代栄養学の「とにかくいろいろなものを食べなくてはいけない」という盲信にとらわれ過ぎているのです。 P26より引用

 

現代の栄養学により、1日2食⇒3食が主流になっている日本人、何を食べるかなにが健康に良いか、が主流になっていますが、内臓リズムを考慮して、何を摂らないかいつ食べないか、を考えることが大事です。

 

 

朝ご飯を食べないと頭が働かない のウソ

脳のエネルギー源=ブドウ糖

 

というのは周知の事実であると思います。

 

では、食物の摂取でしかブドウ糖をエネルギーにできないのかというと、そうではありません。

 

身体には「糖新生」という仕組みがあります。

 

糖新生:体内にあるアミノ酸や乳酸、中性脂肪などからブドウ糖を作るシステムのこと。

 

この「糖新生」という仕組みにより、ブドウ糖を無理に摂らなくても脳へは十分にブドウ糖が行き渡る仕組みになっています。そのため、朝食を摂らなかったといえ、脳のエネルギー不足が起こるということはないです。

 

脳は人間の体の中でも全エネルギーのうち18~20%を消費しているといわれており、身体全体の指令を行う場所で人間の重要な器官です。

 

著者は、その大事な脳が、昔の飢餓の時代でも、食物摂取によってしか働かなかったのでは、人類は生き延びてこられなかったのではないかと仮説立てております。

 

つまり飢餓の状態でも、脳へのエネルギー“ブドウ糖”を作る仕組みが備わっていた、それが「糖新生」であり、現代の過食の時代で朝食を摂らなかっただけで脳のエネルギー不足になることはありえない、と言えるのではないでしょうか。

 

 

次回、また続きを書いていきます。

書評

Posted by YK