人は中々「変わらない」生き物である。

「人は、基本、変わりたくない生き物である」

 

人はなぜ変われないか??

 

私自身、社会にもまれて何度か「変わりたい!」と思う場面に出くわしました。

 

そして、変わろうと思うけど変われない。しかし変わろうとする意識があるため、徐々に自分が変わった経験を通して、振り返ってみて「成長できた!」と感じてます。

 

私の経験で変わろうと思ったタイミングは様々です。

 

自分の自己管理のなさに、上司に叱られたときに“変わりたい”と思ったとき…

関わる患者さんに迷惑がかかった時に“変わりたい”と思ったとき…

とてつもなく叱られたときに“変わりたい”と思ったとき…

 

変わろうと思うけどすぐに変われないときも多く、遠回りして生きてきました。

 

あるとき、「人は、なぜ変われないのか?」という答えが徐々に分かってきました。

 

今回、変われない人について考える、私の気付きを紹介します。

 

生物レベルで変わるのを拒んでいる

 

わたしたちの体には、生命維持のために「恒常性(ホメオスタシス)」という機能が備わっています。

 

これは、「いつもの慣れ親しんだ状態に保とうとする働き」や、「慣れ親しんだ状態に戻そうとする働き」が備わっています。生命が最も重要視する機能は、「安心、安全であること」

 

です。そのために「変わらない」ことを体は選択しています。

 

 

上の図のように、人は変わりたくないが多くの割合を示している。

 

振り返ってみても、変化があることは不安であり、ストレスがかかる。生物レベルで、人は変われないのだと実感しました。

 

人が変化することについての原理原則は、「人は変わらない」ですね。

 

自分の中で高いハードルの課題に向き合っている

 

引用:アウトプット大全P202、P203図を参考に作成

新しいことにチャレンジすると、脳内物質・ドーパミンが出ます。ドーパミンは「楽しい」という感情を引き起こす幸福物質ですが、同時に「新しいことを学習する」ことをサポートする学習物質でもあります。しかし、チャレンジしても楽しくない、恐れ、不安、恐怖の方が強いことに挑戦するのは、「危険領域」にまでチャレンジしているからです。

あまりにも無謀なこと、高すぎる目標、難易度の高い課題に挑戦すると「危険領域」に突入してしまいます。そこでは、ノルアドレナリンが過剰に分泌し、不安と恐怖も高まり、ためたい、逃げ出したい衝動にかられるのです。

 

 

 

人は、変化しないように無意識にセットされている。しかし、少し難しいハードルやできそうな目標であると、ドーパミンが出て意欲がわく。

 

しかし、ハードルが高すぎると、逆に意欲が下がり、ノルアドレナリンが分泌され、変化しようとすることを抑制してしまう。

 

つまり、「変われない」理由の一つに、ハードルが高すぎることを目標にしてしまうことが一つの原因と言えます。

 

目的、意味付け

会社で部署目標や、上司から仕事を依頼されたとき、目的や意味を考えます(私はここをすごく重要視してます)。自分にとって、何の意味があるのか?それをすることによって、「自分は」何を手に入れるのか?がないと、人は真の意味では動きません。

 

私たちの関心事は、すべて「自分」に関することです。一番の関心事は、組織においても「自分自身」に関わることです。(集合写真を撮ったら、真っ先に自分を確認しますよね?)

 

自分の中で意味を見出す、または上司が部下に仕事を依頼するときは目的や意味を伝える。

 

目的や、それを行うことに自分がどうなるか?が明確であると人は変化をしようとします。

 

内的モチベーション、外的モチベーション

人のモチベーションには、「内的モチベーション」と「外的モチベーション」があります。

 

「内的モチベーション」とは、内的な動機づけ、行うことそれ自体に意欲的に、ワクワクして行うこと。仕事でいうと、その課題を達成したときに“自己成長”や“喜び”が味わえること、自分の「やりたい!」の気持ちが強くみられる状態です。

 

「外的モチベーション」とは、外的な動機づけ、行うことの達成時に“ご褒美”がわたること。

 

課題それ自体にやる意味や目的を見出さなくても、達成時にお金がもらえる、などわかれば嬉しいですよね。

 

上の図ですが、モチベーションでは、最終的に「内的モチベーション」が高いことが、変化する、挑戦する、自己成長することに重要です。

 

私自身は、“理想の自分”を紙に書いて、それに対するギャップ、足りていない知識、技術、人間性など可視化するようにしています。理想の自分になるには、今何をすべきか?

 

期限を設けて、~までにするにはどうすれば良いか?など自分と向き合って、新しいことに挑戦してきました。内的モチベーションをあげるために、まずは自分と向き合ってみてはどうでしょうか??

 

まとめ

人は、恒常性機能により、生物レベルで変化しないように初期設定されている。

 

人は、達成できそうなハードルを設けることによって、変化意欲がわく。

 

変化することについて、目的や意味を理解する。

 

外的モチベーションより、内的モチベーションを高める。そのために、自分と向き合うことが大切である。